木目金－MOKUMEGANE－

木目金の技術が完成したのは、江戸時代。新たな金属工芸技術の誕生である。
しかし、その特殊性ゆえに、途絶えては復活し、また途絶えるという、

-幻の技術-である。

木目金は、細部における工程の複雑さ、および口伝えのあいまいさ、また彫金と鍛金の両方の基礎技術を有している事が前提の技術となるため、習得は非常に困難です。

またその技術の多くは素材を作る段階に集約され、作品とするには、制作者それぞれによる更なる研鑽が必要不可欠である。

彫金師 史郎では、様々な純度のプラチナ、イエローゴールド、ピンクゴールド、銀、四分一、赤銅、純銅など、それらの合金から製作。

技術で終わるのではなく、絵物語の表現となるよう、彫刻・加工を繰り返し、製作していきます。